どうしても、好き。

好きな漫画(主にBL)や小説(雑食)の萌えをひたすら語るブログです。今は日高ショーコ先生作品に絶賛中毒中。

出逢った瞬間から。

日高ショーコ作品の罠…伏線の山w】

 

一巻は、主人公2人の出逢いから桜井さんが恋を自覚して、からの、当て馬(笑)登場までですね。


連載と決まっていたからか、序盤の表現はあんまり大げさじゃないというか、本当にごく、さりげなく描かれているので、さらっと読めてしまいます。


特に、2人の出逢いのシーンでは、蓉一が桜井さん視点で描かれてるからか、読者の、というか、少なくとも私の目には、すごくミステリアスというか、桜井さんにとっての非日常(水川邸)への案内人みたいに見え(実際、そういう役割が課せられてる気もするし)て、ぶっいゃけ、恋が始まりそうな感じとか、全然しなかった。


なので、特に序盤は、初見の時は、日高ショーコ先生ファンだからこその、後の展開への期待感こそ満載(制作の思惑通りですかねw)だったものの、ここだけでそこまでドキドキはしなかったんですが。


……ですが。

 

 


3巻のね。


蓉一のモノローグですよ!


『ーー今思えば 初めて会った時から 俺にとって桜井さんは“特別”だったのかもしれない』


からの、


出逢いシーンを思い出しながらの、


『くるくる表情が変わって 子どもみたい 変な人』


っつーアレですよ!

 

 


てゆーか!


蓉一さん!!


あなた!!!


自分からぶつかっといて、何をぼーっと突っ立ってたのかと思ったら、そんな事考えてたワケですか!?

 


これさ。


もし少女漫画だったら、


「変なやつ(にこっ!)」


からの、


ヒロインに一目惚れされてまうってゆー黄金のパターンやん!!

 

 


……蓉一はね。


桜井さんに恋をして初めて、

 

“生まれた”


んだと思ってるわけですよ。


それまでは、まだ羊水の中を漂ってるような18年だったんだと思ってる。


生まれたてだから、色々拙い。


でも、初見の時は、その始まりを、なんとなく、桜井さんに、


「花を描いてるんだな」


って、言い当てられた時かなと思っていたわけです。


あそこが、誕生の瞬間だと思ってた。


それが!


まさかの!!


初対面からだったなんて!!

 


……え??
てことは何か?

 

桜井さんの雑誌持ってスタスタ歩き出しちゃったアレは、最初っから無意識に興味をひかれてたから、頭より先に身体が動いちゃって、ついついお持ち帰りしちゃったってことか!?


そうゆうことか!?


くるくる表情変わって面白い人だなと思ってたら、自分が良いなと思って買った雑誌(しかも超マニア向け)を持ってて、無自覚ながら超興味を引かれて、ついお持ち帰りしてしまったと!?


そゆことでよろしかったでしょうか!?

 


まぁ公式には分かんないワケですが。


でも、そう思って一巻を読み返してみると、、、

 

 

 


やばい、めっちゃドキドキする💕

 

 

 

 


その線で考えるなら、蓉一の、あの当初のツンツン具合は、

 

 


小学生男子(無自覚初恋中)の好きな子いじめ

 

 


ってことだな!?

 


そうなんだな!?


一目惚れの上、お持ち帰りーの、いじめちゃいーの。

 


……蓉一の精神活動が、完全に攻めな件(笑)

 


作者インタビュー(on BLUE vol.25)でも、

 

“頑丈で強い方が受け”


“かわいければかわいいほど攻度があがる”

 

って言ってたしね!!

 


なるほどね!!

 

 

 


……作家さんがね。


大人だとね。


最初から、こういう拗らせ方するんだなって思った(笑)


日高先生もタキエ先生も、デビュー前はほとんどBL読んだことなかったとインタビュー(on BLUE vol.25)で読んで、やっぱりな、と。

 

大人の初恋拗らせるとホント大変っていうもんね(笑)


大人になってからBLにハマった分、いきなりコアの拗らせ方をなさったワケですね分かります。

 

まぁ長年腐ってても、似たようなところへたどり着いちゃったりするんだけどね!